酒さについて

酒さについて

26歳:女性
顔特に頬と鼻が緊張したりすると異様に赤くなります。
会社の近くに大学病院があり去年の2月に皮膚科で診ていただき酒さといわれました。
ビタミン剤を何種類か処方して頂きましたが内服薬でなおるものかと内服はしませんでした。

その後別の美容外科の先生でVビームレーザー治療で3回通院しましたが3回目の酒さレーザー治療のあと(去年2月ー3月通院)青タンのようになり(1cmくらいの斑点3つ)本当に困りました。

先生のホームページのこの相談掲示板で酒さの酒さレーザー治療を知りました。
週一回は平日でも(水曜日)通院はできます。
青タンのようになったりはしないでしょうか。
青タンのようにならなければ是非酒さレーザー治療をお願いしたいと思い書き込ませていただきました。

院長の回答

酒さ

  • 酒さ第1度=紅斑性酒さ
  • 酒さ第2度=酒さ性痊瘡(ざそう)
  • 酒さ第3度=鼻瘤(びりゅう)

の3種類に分類されます。
また酒さは常に赤い酒さの患者さん・通常白いが緊張したりすると赤くなる酒さの2種類にも分類されます。

酒さという病態で一番重要なことは、酒さは毛穴におある脂肪の腺の疾患=脂腺疾患であるということです。
毛細血管拡増殖或いは毛細血管拡張症のような血管腫の病態ではないということです。
毛穴におある脂肪の腺の疾患=脂腺疾患から毛細血管が刺激されて赤くなる病態が酒さであるということです。
酒さ=毛細血管拡張症と考えられて治療をされると大変なことになります。
酒さを血管腫と間違えるのと同様のことといえましょう。

Vビームレーザーはダイ・レーザー色素レーザーの一種ですがVビームレーザーは血管腫レーザーです。
そして血管腫レーザーの作用機序を考える場合大変重要なことは血管自体は赤くないということです。
血管腫レーザーであるVビームレーザー等の場合は毛細血管の中を流れる赤血球を標的として赤血球を破壊した余剰エネルギーで血管自体を破壊するものです。

酒さ=あからがおの場合毛細血管自体が悪さをしているわけではないから酒さにVビームレーザーを本気で照射したら正常皮膚の毛細血管を破壊することになります。
御相談者の御相談の御記載内容からは青タン=皮下血腫皮下出血を起こされたのは上記のような理由によります。

QスイッチNd・YAGレーザー:Qスイッチネオジミウム・ヤグ・レーザーは3種類の波長があるからそれぞれQスイッチNd・YAGレーザー:Qスイッチネオジミウム・ヤグ・レーザーは3種類あることになるのです。
3種類のうち波長=1064nmのQスイッチNd・YAGレーザー:Qスイッチネオジミウム・ヤグ・レーザーを酒さの治療には用います。
酒さは毛穴におある脂肪の腺の疾患=脂腺疾患であるから脂腺を標的に最も真皮ふかくまで到達する・かつ脂腺を不活化するレーザー光照射が必要になります。
酒さのレーザー外科の標的は毛細血管破壊ではないのです。
なので青タンになりようがありません。ご安心下さい。

酒さは常に赤い酒さの患者さん・通常白いが緊張したりすると赤くなる酒さの2種類にも分類が可能です。

通常白いが緊張したりすると赤くなる酒さの患者さんの場合
QスイッチNd・YAGレーザー:Qスイッチネオジミウム・ヤグ・レーザーにて治療効果がでてくると。
扁平母斑にレーザー光照射をすると一時的に褐色が濃くなるように通常白いが緊張したりすると赤くなる酒さが一時的にレーザー光照射を行なった部位に赤くなる頻度がますことがあります。
これは一時的なものです。

常に赤い酒さの患者さんの場合
発赤=赤みが増す事は全くありません。
通常白いが緊張したりすると赤くなる酒さの患者さんの場合にも発赤=赤みが増すことはありません。



山本クリニック美容外科・形成外科相談掲示板
の過去の御相談と御回答で酒さといわれたことがあります

上記あくまでもご参考にまでお留めおきご無事にお大事にされて下さいませ。
何卒にお大事にされてお健やかにされてくださいませ。




最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional